毛穴の黒ずみって出来てしまうとかなり気になりますよね?
一度出来てしまうと簡単には改善できないのが難点。
いつもどおりの洗顔だけでは黒ずみはなくなりません。
しっかりとケアしていくことで改善していくことができます。
そこで、毛穴の黒ずみが出来てしまった時のケア方法を紹介します。
毛穴の黒ずみの原因
毛穴の黒ずみのケア方法をお話する前に黒ずみが出来る原因についてお話します。
原因を分かっていた方がこのあとの話もしっかりと理解できるからです。
毛穴の黒ずみの一番の原因はやはり汚れです。
この汚れが毛穴に詰まった状態になります。
毛穴の中に、古くなった角質、ほこり、皮脂などが混ざり合い硬くなって溜まることで角栓ができます。
角栓が空気に触れて酸化することで黒くなってしまうのです。
他の原因として、色素沈着があります。紫外線によって、メラニン色素が増えることで、毛穴が黒く見えている場合もあります。
また、埋もれた産毛などが原因で黒く見えてしまう場合もあります。
毛穴の黒ずみのケア方法
毛穴の黒ずみの原因を分かっていただいたところで、ケアの方法についてお話していきたいと思います。
おそらく多くの人が毛穴のケア方法を知らないでしょう。
男性でお手入れに気を使っている人でも、洗顔、化粧水、美容液、乳液と使用しているぐらい。
これではお肌のケアは出来ていても黒ずみのケアになりません。
もし知っていたとして、それが簡単にできることではなかったとしたらどうでしょう?
その場合は継続できずにやめてしまうでしょう。
そこで、今すぐにでも簡単に始められるケア方法をお教えします。
この正しいケア方法を取り入れ、黒ずみを撃退しましょう。
蒸しタオルを使用する
まずタオルを用意し、水で濡らして固めに絞ります。
そして、くるくると巻いておしぼりの状態にします。
その後、ラップで包むか、ビニールやジップ式の袋に入れます。
それを電子レンジで約1分ほど温めます。
これで蒸しタオルは完成です。
この蒸しタオルを使って、洗顔前に顔全体を温めることで、毛穴が開き、汚れが落ちやすい状態になります。
乗せる時間は数分間で大丈夫です。
しっかりとした泡で洗顔する
蒸しタオルで毛穴を開いたあと洗顔するわけですが、このとき洗顔料をただ使用するのではなく、“しっかりと泡立てた状態”で使用してください。
泡立てる状態の目安ですが、直接肌が手につかないぐらいまで泡立てましょう。
これは、手で直接肌に触れてこするのは肌を傷つける恐れがあってよくないからです。
ここで注意しないといけない点があります。
それは冷水ではなくぬるま湯で洗顔すること。
冷水を使用すると、毛穴が閉じてしまいます。
せっかく蒸しタオルを用意してまで開いたのに毛穴が閉じてしまっては意味がありません。
それともう一つ注意しないといけないことは、しっかりと洗い流すということです。
泡が残っていると、炎症やシミの原因になります。
ではなぜ泡立てて洗顔しないといけないのでしょうか?
そういった疑問を思い浮かびませんでしたか?
その理由について簡潔にですが説明したいと思います。
表面積が増えることで起こる効果。
しっかりと泡立てることによって泡自体の表面積が増えます。
そうすることで、汚れと洗顔料が接触する面積が増えます。
面積が増えた分、汚れが落ちやすくなります。
これは大きな汚れではあまり意味がないのですが、小さな汚れだとかなり効果的です。
きちんと泡立てた場合、この小さな汚れがしっかりと洗い流されてくれるのです。
泡立てることによって起こる効果。
泡立てることで、肌をこすり汚れが落とされます。
これは泡自体にそういった効果があるようです。
しかし、泡立てが不十分だとこの効果は得られません。
機能性や安全性。
知らない人が多いかと思いますが、実は洗顔料は
もともと泡を立てて使用するという前提で作られています。
泡立てるということはすなわち、薄くなるということ。
ということは、元の状態は濃いということ。
元の状態での機能性や安全性は保証できないということです。
以上が、洗顔する際に泡立てたほうがいい理由です。
なぜ必要なのか少しは理解していただけたかと思います。
化粧水で毛穴を引き締める
とにかく洗顔後、すぐに化粧水をつける必要があります。
肌の水分が一気になくなって乾燥していくからです。
それに、毛穴が開いてるときは保湿成分が浸透しやすいです。
そういう理由で、洗顔後はすぐに化粧水をつけます。
目安としては30秒以内です。
その際、清潔なタオルを使って肌をこすらないように水分を拭き取ります。
水は肌の水分と一緒に蒸発してしまいます。
それを防ぐのが化粧水なので、水を拭き取ってから使用する必要があります。
ここで注意が必要なのは化粧水だけではダメということ。
保湿をするために化粧水をつけるわけですが、使用した際は、肌の表面に水分がついているだけ。
この状態だと時間が経てば、水分が蒸発してしまいます。
こうなると、逆に肌を乾燥させてしまうことになります。
ですから、化粧水だけでなく、美容液、乳液を使用することで、しっかりと水分を蒸発させないように蓋をすることが大切です。
化粧水には『ビタミンC誘導体』の成分を含むものがいいと言うことは耳にしたことはありますか?
もちろんこれにもちゃんとした理由があります。
そのことについてお話していきます。
ビタミンC誘導体というのは水に溶けやすい成分です。
そのため、成分のほとんどが水である化粧水と相性がいい。
このビタミンC誘導体という成分は、周囲に油溶性の物質があるため肌になじみやすくなります。
そして肌内部に吸収されたあとは、ビタミンCへと変化。
このように、ビタミンCを肌内部に届けるには有益な成分です。
以上がビタミンC誘導体の成分を含むものを使った方がいい理由です。
成分一つでこれだけ効果が違ってくるんですね。
美容液、乳液を使い蓋をする
化粧水を使用し、乾いてから美容液を使用します。
乾くというよりかは、肌に馴染んでからです。
そして、乳液を使用する際も同じように、美容液が肌に馴染んでから使用します。
化粧水を付けただけだと蒸発してしまいます。
乳液には油分が含まれています。
ですので、水分の蒸発を防いでくれます。
化粧水と乳液を合わせることで保湿効果得られます。
慣れるまではこれだけのケアを継続するのは大変かもしれません。
ですが逆に考えれば、普段のお手入れに少し付け加えるだけでこれだけの改善できる効果が得られるのであれば、そこに対して時間と労力を惜しむ必要はありません。
自分の肌のことを考えたときに、手を抜き続けるべきなのか、少し頑張ってケアを続けるべきなのか…。
そういったことは自ずと答えが見つかると思います。
悔いのないように日々のケアをしっかり行いましょう。
ビタミンC
肌に優しい洗顔と保湿の他に効果的なのが、ビタミンCです。
オイル成分が少なくビタミンC配合の美容液が
ニキビ対策には効果的です。
ビタミンCには、ニキビの原因となる皮脂の過剰な分泌を抑え、炎症を鎮めてくれる抗菌・殺菌作用があります。
また、高い美白効果でニキビ跡の黒ずみを改善、コラーゲンの生成を促進させることで、痛んだ肌を内側から修復する効果があります。
ニキビ跡の色素沈着やシミの原因になるメラニン色素の生成を抑え、血行を良くし、肌のターンオーバーを促進する効果もあります。
更に、ニキビ跡をなめらかにしてくれます。
ビタミンCは、お肌の万能美容液と言われています。
それは、他にもお肌のハリと弾力を保つコラーゲンの生成を助ける働きや、老化の原因になる活性酸素を防ぐ働きもあります。
つまり、ビタミンCにはニキビの予防と改善の効果が期待できます。
しかし、ビタミンC配合の美容液なら何でも良いという訳ではなく、高濃度で浸透性の高い製品を使用すると、ニキビを悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。