ターンオーバーを保つには?

ターンオーバーを正常に保つポイントとして当たり前のことですが、睡眠時間や規則正しい生活、バランスの取れた食生活やストレスを溜めない生活が必要です。
それに加えて、いくつか心がけることでかなり変わってきます。

ターンオーバーが一番活発になる時間は22~2時です。
“4時間が睡眠のゴールデンタイム”と言われるのはこの為です。

この時間帯に、食事や運動などにエネルギーを使っていたり、化粧をしたままで肌に負担をかけていたり、喫煙や飲酒をしているとターンオーバーを妨げます。
そのため、正常なターンオーバーができません。
結果として、素肌の老化を早めてしまいます。

ですから、この時間帯に合わせて睡眠をとるという生活リズムに変え、角質層に必要な水分をしっかりと補給していくことが、ターンオーバーを正常にし、素肌にとても良い効果を与えることになります。

紫外線はターンオーバーの周期を早めてしまう

紫外線が体に悪影響を与えるのは知っているかと思いますが、表皮が紫外線に傷つけられると細胞が早くそれを治そうとしてターンオーバーが早くなってしまいます。

こうなると、ターンオーバーから正常な細胞は生まれません。
本来なら垢(アカ)となるはずのメラニンが表皮に残ってしまい、紫外線に当たるとシミやソバカスなどができてしまいます。

紫外線がもっとも強くなる時間帯は10~15時で、季節は春先から夏にかけてです。
一番強いのは6月下旬ごろになります。

この紫外線から素肌を守る方法として、一般的な物がUVカットの化粧品です。
ですが、このUVカット化粧品に含まれる成分は、 かなり肌に負担をかけてしまいます。

正常なターンオーバーを保つために、肌に負担をかけてしまっては意味がありません。
ですから、紫外線の対策としては、なるべく10~15時の間は外に出ないことと、帽子や日傘などを活用することが良いです。

ターンオーバーは遅すぎても早すぎても肌トラブルの原因となってしまいます。
老化現象で遅くなることはもちろん、顔を洗いすぎたり、角質ケアばかりしていると早まってしまいます。

ですから、しっかりと正常なターンオーバーを保てるように、日々の生活習慣の改善や対策が何よりも大事になってきます。